ヒジュン カスヤさんの「和紙のインテリア提案」

空間コーディネートの要素として欠かせないファブリック。インテリアの大部分の面積を占めるカーテンやパーティションを変えることで、空間の印象はガラリと変わります。秋も深まってきたこの季節、模様替えで気分を一新し、あたたかみのある空間を演出したいと思っている方々も多いのではないでしょうか?
そこで今回ご紹介するのが、伝統的な手漉き和紙を使ったインテリア。2003年1月に行われた「カミノシゴト」展のヒジュン カスヤさんの展示スペースの中から、布にはない繊細な魅力にあふれた提案の数々をご紹介いたします。

 
 

伝統の「手漉き和紙」をデザインして、モダンなインテリア空間をスタイリング
「カミノシゴト」展2回目は伝統の「美濃手漉き和紙」を身近な日常使いの提案として、モダンなインテリア空間にコーディネートしてみました。手漉き和紙の魅力はその美しさと同時に丈夫さにもあります。そのために実は日常アイテムとしても幅広い範囲で活用できます。
今回はその和紙の可能性を和紙職人の保木さんとのコラボレーションで展開しました。とても身近な観葉植物「パキラ」の葉をモチーフにデザインしたインテリア・アイテムです。

和紙製作:美濃手漉き和紙 保木 成敏
「和紙テキスタイル」をテーマに様々な新技法に取組む
海外でも注目の若手職人。


保木さんからのメッセージ
クリエーターのヒジュンさんのデザインする各アイテムを独自の技術を駆使して仕上げました。
葉のモチーフをランダムに重ねたデザインをパッチワークのような技法で、フレームの無い仕上げという難問をクリアして完成させました。特にカフェカーテンの製作には苦労をしましたが、和紙製のアイテムを主役にコ−ディネートされた部屋の完成を観て、デザイナーとのコラボレーションの醍醐味を知りました。これからの和紙の使い方をもっと提案していきたいと思います。
     
スクリーン
室内を仕切るスクリーンの使い方には人影が見え隠れしたり、明りで変化をつけたりとドラマティックな演出効果があります。和紙の透ける特徴こそ、そのような効果を生む時のスクリーンに最適。心和む部屋つくりの秘訣です。
     
テーブルセッティング
パキラの葉がテーブルに舞い降りて重なり合い、ランチョンマットになりました。コースターやグリーティングカードをアクセントにしたコーディネートです。
     
コースター、グリーティングカード
丁寧に型を起して漉いた葉のモチーフ。ダイニングテーブルに散らしたパキラの葉の一枚一枚が、グラスコースターや花器の敷物、テーブル上のメッセージカードに。切手を貼り、ハガキとして、封筒に入れて、グリーティングカードにと様々な楽しみ方をどうぞ。
     
和紙のランプシェード
大胆にワイヤーを和紙に漉いた2枚の大判をクリップで固定したシンプルなランプ。和紙製作は美濃紙漉きの高橋まゆみさん。
     
モダンテイストのパターン
シンプルなインテリアとソフトな透ける和紙の魅力が響き合うように幾何学模様のパターンでリズムを演出しました。
     
 
前ページへ戻る