| |
| 敷地 |
: |
東京都文京区 |
| 敷地面積 |
: |
16.25坪 |
| 建築面積 |
: |
11.65坪 |
| 延べ床面積 |
: |
23.32坪 |
| 住宅用途 |
: |
一戸建て専用住宅 |
| 構造 |
: |
木造地上2階建て |
|
 |

2階
|
今回は築35年、木造2階建ての住宅をリノベーションしました。お客様との出会いは、BooHooWooに新築での土地探しでお問合せをいただいたところからでした。しかし、なかなかご希望のエリア、ご予算内で、満足いただける物件のご紹介ができていませんでした。そんな時にお客様から、「文京区で築40年近い戸建を購入する予定です。リノベーションのプランニングや見積りをお願いできますか?」と連絡がありました。すぐにお客様とお会いし、物件の内見に行きました。まず驚いたことは、とある駅の入り口の隣というロケーションです。駅徒歩1分も掛かりません。なぜこのような場所に中古戸建が残っていたのか・・・。答えは、間口約4m、奥行き約14mという敷地の形状にあります。商業地域、前面道路幅員は20mを超えます。通常であれば、マンションやビルが建つ立地。しかし、この敷地形状ではそれほど魅力的なプランはできません。投資用で売り出されていたこの土地が売れ残っていた理由はここにありました。お客様は発想の転換をして、この建物を住居として使用することに気付かれます。そして将来的には賃貸として貸し出すことも考えられました。駅徒歩1分のデザインリノベーションされた戸建賃貸。十分な資産価値がありました。
お客様からいただいたリノベーションのご要望は明快でした。1階の陽当りの悪さ、全体的な騒音、寒さ対策をして、まずは快適に住めるようにして欲しい。そして賃貸に出すことも想定したデザインにすること。将来的な資産運用でもあり、今回リノベーションに掛ける費用は限られていました。
既存の住宅は1階が玄関を入ると、リビング、ダイニング、キッチンのエリア、そして奥にバス・トイレです。2階へ上がると、和室と洋室の2部屋がありました。
私たちはまず合理的にコストを掛ける箇所を振り分け、その中でデザインをしていくことにしました。
コストを掛ける箇所としては、生活の中心となる部分、入ってすぐの玄関、最初に目に入るメインファサードに多くの費用を掛けることにしました。
次に生活の中心をどこにするかです。私たちは陽当りの良くない1階に、光を入れるのではなく、陽のあたる2階にリビングダイニング空間を持って上がることで、生活の中心を逆転させることにしました。
またコストのこともあり、既存のキッチンをクリーニングし、白いパネルを張り、そのまま利用しました。また2階は天井を抜くことで、階高が増し開放的な空間となりました。デザイン的には、表に出てきた、既存の木の柱や、屋根裏部分が、新しく塗られた壁や床材と馴染むことも考えて、キッチン用に立ち上げた壁を塗装しました。また玄関を入ると広く、真っ白な土間空間をつくり、機能的であり、デザイン的にもインパクトのあるご提案をしました。外観については、すべては予算上できないので、既存のアルミのベランダを取り、メインファサードだけすっきりとしたデザインに変えました。
逆に1階は防音、防寒対策をする程度にしました。
光は入りませんが、ベッドルームですのでそれほど問題はありません。色んな部分で、お客様にもご協力をいただきながら、無事にお引渡しをすることができました。
確かにこの物件は、閑静な住宅街にあるとはいえません。しかし、お客様のプライオリティはそこにありませんでした。都市型の戸建住宅として参考にしていただければと思います。
|
|

玄関

1階

外観

before

after
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
■2010年4月某日 お施主様中間確認
室内解体後も、お客様とお打ち合わせを重ねながら、
現場の方は順次進行していました。
下地工事もメドがつき、最終仕上げを行う前に、
現場で進捗説明と、仕上げ材のサンプルをご確認いただきました。
正面にあった、ベランダは取り外しました。
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
外壁はメインファサードだけ塗装します。
3種類のご提案の中から、お客様のイメージに近いものを選んでいただき、
カラーガイドを使って、決定していきます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1階はベッドルームになりますので、断熱のことを考え複層ガラスにしました。
しかし、サッシごと取り替えた訳ではありません。
既存のガラスの上に、もう一枚ガラスを貼り付けるという方法で対応しました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
左側の写真は1階ですが、元々はこの場所にキッチンがありました。
今回、キッチンは2階に持って上がりましたので、
その後を造作し、パテ処理しているところです。これからクロスを貼っていきます。
既存のキッチンは黄色ぽい、ちょっと木目の入ったようなデザインでしたが、
そのままだと浮いてしまいそうでしたので、その上から白いパネルを貼りました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
後は仕上げの施工を行えば完成です。
無事、竣工しましたらオープンハウスを行えればと思っています。
またご報告をさせていただきます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■2010年2月某日 解体、物件確認
約1ヵ月の設計、デザインの打ち合わせを終え、解体工事に着手しました。
古い物件をリノベーションする場合、図面なども残っておらず、
解体してみないと柱の位置やその状態など、分からないこともあるため、
様々な状況を想定しながら、プランや見積もりを行います。
解体が終わりましたら、お施主様と一緒に現地を確認します。
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
2階は天井と壁、床材を引っぺがし、2つの部屋を1つの広い空間にします。
全てを壊すのではなく、使えそうなものは残して、仕上げを工夫することで、
デザインを統一させるという方針です。
断熱材も入っていました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
過去にリフォームされ隠れていた窓も姿を現し、とても明るい部屋になりそうです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
天井を抜くことで、階高は3mを超えます。
かなり開放的になりそうです。
あらわになった構造体はそのまま見せる予定です。
一部新たに補強されている柱もありました。
今はそれなりに古く汚れていますが、これから磨いたり塗装をして仕上げて行きます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2階にコストを掛け、居心地の良いリビング、ダイニング空間をつくります。
1階は逆にほとんど解体をしませんでした。
既存利用をしながら、デザインをまとめていきます。
といっても、ベッドルームになりますので、プライバシーを守れるよう計画しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
解体後、確認をしまして、全体的にしっかり造られていると感じました。
また構造体の傷みも少なく、味のある柱がでてきたのは収穫です。
一部想定より長めの柱がありましたので、少しプラン修正を加えています。
その他、面白いアイデアが散りばめられたプランになっています。
随時、ご紹介して行きたいと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■2009年12月某日 物件調査
都内某所、幹線道路沿いに建ち、駅もすぐそばというロケーション。
周辺には高いマンションが建ち並びます。
狭小地ゆえに奇跡的に残った築35年の戸建てを、
デザインリノベーションするプロジェクトです。
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
玄関を入ると広めのスペースがあります。人が来たときの、ワンクッションスペース。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
水周りは一度リフォームされているらしく、まだ使えそうです。
1階にキッチンがありますが、この空間はあまり光が入りそうにありません。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2階に上がると、和室とカーペットの部屋があります。
比較的光も入ってきて、明るい空間になりそうです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
決められた予算の中、生活の中心をどこにするか、
光の取り方、周辺の音の問題、外観デザインなどなど。
プライオリティを付けながら、プロジェクトは進んでいきます。
|
|
|
|