■2011.12月 足場解体
完成に向けて現場は最後の追いこみです。
足場がはずれるといよいよ外観が姿を現します。
16mという奥行は、圧倒的な存在感です。
斜線なりに切られた周辺の建物とは違い、
四角いボリュームはいさぎよい佇まいに感じられます。
12/25(日)は完成オープンハウスです。
ご興味ありましたら、この機会にぜひご参加ください。
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■2011.9月 地鎮祭
前日からの悪天候で心配された天気でしたが、
何とか雨に降られず、地鎮祭を執り行いました。
年内の完成に向けて、ここから工事が始まります。



■2011.1〜8 基本設計〜実施設計
細長い土地。機能的なプランとは。。。
お客様が決められた土地は間口4m×奥行き16mという、南北に細長い約20坪の土地です。
また両隣も同様に細長い分譲地ですので、接近して建てられることが予想されました。
しかし、南面は植栽の植えられた緩やかな斜面があり、明るく開放感がありました。
敷地の特性を考えながら設計はスタートします。
お客様からいただいたご要望で特徴的だったのは、
生活のほとんどの時間はダイニングとキッチンエリアだということ。
小学校に入ったばかりの男の子と、2歳になる男の子がいらっしゃるため、
奥様は家事をしながら目の届く範囲で2人のお子様を見ておく必要があります。
そこでコンパクトで、居心地もよく、機能的なダイニングとキッチンを考えました。
2階に入り口をもって行き、玄関を入るとすぐにトイレがあります。
お子様が家に帰るとすぐに手が洗えるように設けました。
ドアを開けると、ダイニング・キッチンです。生活の中心を、建物の中心に配置しました。
この場所を基点に、1階の主寝室、3階の子供部屋にそれぞれアクセスするようになります。
また両隣が近接しているため、暗くなることが予想されましたので、
東側にトップライトを設け、午前中の光を確保します。
次に、おそらく慌ただしく生活が行われるダイニング・キッチンとは別に、
南面には4mを超えるダイナミックなリビングをつくりました。
ご主人の趣味であるインテリア、家具や雑貨がこのスペースを彩る予定です。

●2階プラン
お客様には模型で空間やボリューム、動線など確認していただきます。
おそらく周辺の建物は斜線なりに斜めに切られたような外観になるはず。
そこをあえて四角いボリュームを維持し、すっきりとしたキューブになるようにしました。

外壁はあまり使われないブラック系のカラー。

床材もいくつかの種類の無垢材をご用意し、お客様に選んでいただきます。
今回は床暖房も検討しているため、固めの木を選びます。

プラン、仕様が決まりますと工事の着工へと進みます。
■2010.12 土地決定
何度も見ていた土地なのに。
再度振り出しに戻った土地探し。
エリアを絞っていると、なかなか情報も多くは出てきません。
それらしい土地はあっても、決定打には至りません。
そんな時、お客様から思いがけない連絡が。
「土地を決めました!」
新しく情報も出ていなかったので、驚きました。
お話をうかがうと、以前からお客様も知っていた土地でした。
もともとアパートが建っていた大きな土地を、間口約4mで細長く7分割しています。
お客様が初めてこの土地を見た時はまだアパートもあり、
敷地も細長いため、イメージが湧かず、見送っていました。
しかしアパートが解体され、更地になったところで、
久々に見てみた土地は意外なほど印象が良かったそうです。
最寄り駅から徒歩で、10分も掛からない場所にあります。


幹線沿いですが、敷地と道路の間は法地になっており植物が植えられています。

周辺は高い建物も少ない住宅地。空が広く感じられます。

北側の前面道路は新たに舗装されていました。

南側も細い路地と緑のある法地があるため陽当り良好です。
ご家族は初めて見て、一発で気に入られました。
お客様自身、この土地を見たのは5回目だったそうです。
これまでピンと来なかった土地も、更地になったこと、
ご家族の反応などいくつかの要因が重なり、一気に気持ちが動いたそうです。
とはいえ何度も見ていらっしゃるということは、きっと気になる何かがあったのだと思います。
こうして無事に土地が決まりました。
ここから家づくりが本格的にスタートです。
■2010.10 土地探し
希望の土地が見つからない。
最初にお客様がご相談にいらっしゃったのは昨年の10月でした。
すでにいくつかの不動産業者に声を掛けられており、土地情報を集められていました。
お困りのことは、大きくは以下の内容でした。
●エリアを限定していることもあり、希望の土地が出てこない。
●デザインにこだわりがあり、建売住宅では満足できない。
●限られた予算の中で、納得のいく家づくりの進め方が分からない。
お客様は趣味も多く、デザインのことがとても好きな方で、
家のことから、お好きな家具まで、色々な話をしました。
不動産屋さんとでは、なかなか話が合わなかったそうです。
お客様がイメージされている住宅について、まずはしっかりと情報共有しました。
ただ、当然この時点では、家についてそれほど具体的ではなく、
土地探しをしながら、少しずつつくっていくようになります。
予算内の土地、だけど少し小さい。。。
すぐに、お客様と何件かの土地を見に行きました。
ご希望のエリアの中で、いくつかキャラクターのある土地をピックアップしました。
すでに地元の不動産業者さんから情報を集められているので、それほど多くはありませんでしたが、
その中に、一つ気になる土地がありました。

敷地面積は約14坪、最寄の駅から徒歩7分程度の立地。
前面道路が少し狭かったですが、南面で接道し、陽当りはとても良かったです。
お子様のお友達も近くに住んでいたり、今までの中では一番のようでした。
懸念したのは予算にはおさまりますが、今まで見ていた土地より少し小さく、
3階建てで住宅はコンパクトになることが予想できました。
狭いけれど、広く感じる
希望通り住宅がつくることができれば、購入をするというところまで、
お客様の意思も固まり、ボリュームプランを急いで作成しました。
思った以上に斜線制限が厳しく、3階建て23坪程度の床面積が限界でした。
ご希望の床面積は25坪以上、このままではお客様も決められないと思い、
例外的に、短期間でデザインをし、模型も作成しました。
どうしても住宅がコンパクトになってしまうため、メリハリをつけるプランです。
生活の中心となるリビングダイニングルームに、連続したテラスを南北両方に設けることで、
水平方向に広がりを感じながら、光を十分に取り入れるというコンセプトです。


お客様にもプランを気に入っていただき、
私たちの考え方、進め方に共感していただきました。
すぐに、ご家族内で話し合いが重ねられました。
住宅としては狭さを感じず、十分である。
しかし、機能的にこの広さで良いのかどうか。
約1週間後、この土地は見送ることになりました。
理由は2点です。
●どうしても収納が少なく、無理をしてしまう。
●希望エリア内ではあるが、第一希望の路線では無い。
残念でしたが、ここでの経験が、次に出てきた土地の決定に、
とても大きな意味を持つことになりました。
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